- 2008年9月 5日 15:33
- 【妊娠】妊婦生活
何かが出ちゃってるような状態で分娩台に乗せられた嬢さん。
しかし、予想より全開になるのが早かったため、
看護婦さんたちの分娩準備が終わっていなかった。
点滴されたり、腕に名札みたいなものを巻かれたりしながら、中に手を突っ込まれる。
「いきんでいいわよー」という許可がおり、2・3回いきんだら破水。
本当に羊水ってあったかいんだなー、と思ったり。
その後、しばらく適当にあしらわれておりました。(苦笑)
「陣痛がきたら、長めにいきんでねー」と言われ
分娩室から誰もいなくなったりもしました。
文句をいう余裕もなかったが、あれはかなり切なかった。
誰もいない分娩室でいきむ初産妊婦...。
でもやはり看護婦さんたちもプロなので、支度はサクサクと進みました。
...が、私がいきむコツをつかめず、
赤子の頭が見え隠れする状態がしばらく続いた。
そこで助産師さんのお言葉。
「いきむ時は一回だけじゃなく、二回続けていきむのよ!
その二回目で赤ちゃんが出てくるから!」
...な、なるほど...。
んーっっ!(いきみ)
はあはあはあ...(脱力)
ではなく
んーっっ!(いきみ)
はっ(息継ぎ)
んーっっ!(いきみ2回目)
はあはあはあ...(脱力)
ってことですね?
その通りにやってみると、ぬるぬると赤子の頭が出てきた。
...が、こうなると挟まってる感じが強くなって、うまくいきめない。
股関節の間に、固い何かが居座っている。
おかげで腰も痛い!
私「あいたたた。なんか痛い!なんか痛い!」
看護婦「赤ちゃんよ!赤ちゃんの肩がつっかえちゃってるの」
そこでお医者さん到着ですよ。
産科医ってお産のクライマックス直前まで来ないんですね...。
すぐに会陰切開されて、いきみとともにズルズルと引き出された赤子。
すぐにホニャホニャと泣き出した。
「22時54分でーす」という声と、腹の下あたりで泣く息子の姿。
その瞬間は残念ながら(?)予想通り、感動とかは特になく
「ようやく出てきた...」って疲れ果てた気持ちと
「本当に腹の中に入ってたんだな」というなんとも表現しがたい気持ちでした。
その後、いわゆるカンガルーケア等は何もなく、連れて行かれる息子。
左手は点滴してるし、右手はいきみで痺れていたから
抱っこも何もできなかったんですがね。
で、私はその後に胎盤摘出。
この後産の方が、赤子を産むより辛かったって話を聞いていたので
ちょっと恐れていたのだが、予想以上につるんと出てきた。
想像してたより小さいんだなー、とも思った。
その後、会陰縫合...。
思い出したくないが、陣痛より何より、縫合が辛かった...。
ヘルニアで腰が痛かった私は、
分娩台に左足だけかけて、右足は自由な体勢で出産しました。
が、膣内まで裂けてしまった為、
会陰縫合時に両足をガッツリ開かなくてはならなくなったのです。
それに加えて、麻酔したとはいえ、会陰部を縫合する痛み...。
嬢さん、出産時以上の半狂乱状態に。
「痛い痛い痛いっ!無理無理!お願い、休ませてっ!あ゛あ゛あ゛あ゛っ」
両足を一人ずつ看護婦さんが力ずくで抑えこみ、先生がチクチクと縫合。
無理矢理開かされている腰の痛み。
ヘルニアで痺れて冷たく、感覚がなくなる右足。
膣内を針で縫われる痛み。
かなり激しく裂けたらしく、長々と縫合タイムが続きました。
私「まだですかっ!?まだ終わりませんかっ!?うあーっ!痛い痛い!」
医者「あと3針くらいだねー」
私「いやー!無理ー!(泣)」
看護婦「縫わないと困るでしょ!」
やっとのことで縫合完了...したら
医者「じゃ、ガーゼ取るね」
...は?ガーゼ?
そして縫合直後の内部に指を突っ込もうとする医者。
「うっ...ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛っっ!!!(本日の最大音量)」
足というより下半身を押さえ込む看護婦2名。
どうにか内部のガーゼを取ろうとする医者。
獣のように暴れて叫ぶ私。
指で取れないと判断したのか、今度はクスコ挿入。
クスコ嫌いの嬢さん、より大暴れ。
「やめてやめてやめて!頼むから休ませて~!!痛いーっ!」
...このガーゼを取る経緯が、
今回の出産における痛みクライマックスだったと思う。
一番叫んだとも思う。
...陣痛中、ほとんど叫ばなかったから...許してくれよ...。
全処置終了後、分娩台上で二時間安静をとらされる。
その間に、ダンナがほわほわした感じで分娩室に。
私が産んだ瞬間は、ダンナもトイレで「出産」してたらしい。
......お前さんってば......。
看護婦さんが、ダンナを探す声が聞こえて慌ててトイレから出たそうな。
そこで、息子が看護婦に抱っこされて再び参上。
「ママ、抱っこしますか?」と私に赤子を渡そうとしてくれるが
前述の騒動で燃え尽きていた嬢さんは、赤子を抱く自信がなく辞退。
よって、息子の初抱っこはダンナとなったのでした。
その後、息子は分娩室の隅にある保育器(?)みたいな場所に
小一時間寝かされていた。
ダンナは分娩台と保育器の間を行ったりきたり。
赤子が気になって仕方ないらしい。
...いいからちょっと落ち着け!(゜Д゜)
両親は、ガラス越しに赤子の顔を見せてもらって帰ったそうな。
また明日来る、と言い残して。
...タフだな、両親...。
(実家は高速使って一時間半くらいの距離)
産後一時間ごとに経過をチェックされ、二時間後に分娩台から下ろされた。
お腹を押されたら、血(悪露)が噴き出してきたのにはビビった。
すげえな、身体...。
夜中だったので、病室への移動は翌朝となり、
いったん陣痛室で休むことになる。
私の分娩中に他の妊婦さんがやってきたらしく、隣の陣痛室がバタバタしていた。
モニター中らしく、胎児の心音が聞こえた。
三時間前には、私の腹からも、あの音が聞こえたんだなー。
今のこのダルダルの腹の中には、誰もいないんだなー。
不思議だー。
産後のボケボケした頭で、そんなことを思っておりました。
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